コーティングのこだわり

コーティングの概念

よくスーパーカーや高級車以外でもコーティング施工してもらえますか?と聞かれますが、弊社の感覚ではどんな車も鉄板の上に塗装がされていて、ボディー形状が違うだけなのでこの車はうちはやらないとかは一切ありません(笑

所有者様がスーパーカーだと言えばどんな車でもスーパーカーなのです。

ちなみに私が所有している20歳の頃に購入した13シルビアはまだ私の中ではスーパーカーです(笑


2007/ 3/11 3:41

研磨とは削る事

※「キズ」とは下地が出ておらず研磨で除去できる深さ

※「傷」とは下地が出ていて塗装を行わなければならない深いもの


キズは削らないと100%無くなりません‼️

キズに何かを塗って埋める事は目の錯覚を利用した誤魔化しになります。

魔法でも無い限り、何かを塗るだで、コーティング剤を塗るだけで根本的にキズは絶対一生消えません。


うちはソリッドカラーが大得意なので、いつも通り、試し磨きをして自分好みに研磨剤を調合して小手調べを行います。

なぜ得意なのかは簡単で、ソリッドカラーの方がキズが消えた状態が明確な為、キズが消えるまで根気良く作業するだけです笑


↓↓↓↓↓↓↓




車の塗装で同じ状況はまずほとんど無いと思ってます。

保管状況や使用状況が全く同じと言う事はほとんど無く、必ず個体差がある為一台一台状況が違います。

 

ソリッドカラーを極めてこそ、プロ中のプロ

パールホワイトやシルバーはキズが目立ちにくいのである程度でもキレイに見えてしまいますが、ソリッドカラーを得意とするお店を選ぶ事をお勧め致します。

うちは板金塗装も行なっているのですが、良く他の業者さんで聞く言葉に疑問を抱きます(; ̄ェ ̄)

板金屋塗装屋では1番誤魔化しが通用しないソリッドカラーを塗装後に磨きキズが残っている場合を良く目にしますが、うちはコーティング屋ではないから元の状態に近づけるだけと言い、ザっとしか磨かない・・・

コーティングで磨く人ははうちは板金屋塗装屋では無いので、深いキズ取りまではしませんと・・・



出来ない理由を考えれば、もっともらいし様にあらわしてしまえばそれまでなのですが。

ですが、何度も言いますが、研磨作業で塗装のクリアーを削らないととキズは絶対に一生消えません。

キズの深さでも異なりますが、キズの深い所に全体を合わせる事で、キズで凹み部分の凹凸を平らにする事でキズが完全になくなります。

削り過ぎると当然塗装が剥がれてしまいますが、僕はほとんど10ミクロン居ないでキズを消せている事も事実です。

コピー用紙が100ミクロンなので、コピー用紙の1/10で傷を研磨して除去する事はかなり経験が必要ですが、不可能な事ではございません。

同じ10ミクロン研磨しても当然キレイな場合とそうでないと場合もあります。

理想は最短で、最も削らず、キズを消してキレイに磨き上げる事です!

ご予算に合わせて、予算が無いので軽いツヤ出し程度でとか、鉄粉取りと水垢取りをメインで予算重視とかならまだ分かりますが、携帯電話のLEDライトや丸い電気を照らして見るとキズの状況が良く見えますので1度試してみて下さい(笑

うちは1番誤魔化しが通用しない電球色カラーの証明を使用して傷を明確にしておりますので誤魔化しは一切通用しません。

車の119番

磨きと言っても車の状態で当然異なりますが、基本的なコースとしては、磨く前にウォータースポットの除去作業と鉄粉除去作業は必要になります。

研磨コース


ライトポリッシュ

ウレタンバフを使用して、艶出し、浅いスクラッチキズの除去研磨作業になります。


ミドルポリッシュ

ライトポリッシュ前に、ウールバフを使用して、ライトポリッシュ時のウレタンバフでは除去出来ないキズを除去する作業になります。


鏡面ポリッシュコース

現名称「プレミアム研磨」

ミドルポリッシュより更に磨き込み、ウールバフを数種類使用して、ウレタンバフと超微粒子コンパウンドで仕上げ、塗装の膜厚を測定器を使用しなから塗装の表面を鏡面まで磨き上げるスペシャルコースです。


中古車の場合

上記作業前に必ず水垢のウォータースポット除去作業と鉄粉除去作業が必要となります。

新車でも目立たないだけで、必ず無いとは言い切れません。

ちなみに札幌モーターショーの時にうちで作業させて頂いたランボルギーニのウラカンとランボルギーニのアヴェンタドールは鏡面ポリッシュ仕上げにしております。


写真に写っている男らしい背中は札幌ではうち以外で唯一CERAMIC PRO 9Hの取扱い認定を取得したカービューティープロ札幌ドーム前店の近江谷社長にもお手伝いをして頂きましたm(__)m

近江谷社長はR34GT-Rでサーキット走行仲間でもあるので安心してお手伝いをして頂けました♪

使用しているコンパウンドバフもCERAMIC PRO 施工店のみが入手可能な特殊コンパウンドを使用して仕上げております。

焼付処理

コーティング施工後は近赤外線ヒーターで地道に乾燥させてます

大きいヒーターだと急激に熱が入り過ぎてしまうので、僕はこのぐらい小さいヒーターで少しずつじっくり熱を入れる方が個人的に好きです☺️

高温のお風呂に短時間で入るより、程良い温度で長く温まった方が良く温まる現象と同じかと

焼付処理後は作業場の温度を40度に設定しておきます。